.NETによるバックエンド・API開発。

モバイルアプリと管理画面は、同じアカウント、記録、業務ルールを共有することがあります。FlowApps LABは、各クライアントをリレーショナルデータや外部システムにつなぐ.NET・ASP.NET Coreバックエンドを開発します。利用者が行う操作を出発点に、権限、入力、期待する結果を整理してAPIを設計します。

サーバーの責任範囲を明確にする

アカウントとアクセス

本人確認と操作権限の判定は別の役割です。データの所有者、ロール、セッション、権限チェックをAPI側で定義します。クライアントのボタンを隠すだけではアクセス制御になりません。

業務ルールと入力検証

共有ルールをサーバー側に置き、アプリと管理画面で結果が食い違わないようにします。必須項目、許可する状態変更、重複リクエスト、拒否した操作の伝え方を定義します。

リレーショナルデータと外部連携

エンドポイントを決める前に、記録とその関係を整理します。PostgreSQLやSQL Serverの設計、クエリ、移行も対象です。外部連携ではデータ管理の責任、認証情報、失敗時の対応、安全に再試行できる条件を確認します。

説明用の流れ:アプリ → API → データ

架空の作業依頼を使った説明です。顧客事例やVitaFlowの動作を示すものではありません。

  1. アプリ・管理画面

    ログイン済みの利用者が記録IDと実行したい操作を送ります。クライアントは検証結果を表示し、他の利用者の権限を決定しません。

  2. APIでの確認

    APIは本人確認、記録へのアクセス権、状態変更の可否を確認します。不正な入力を拒否するか業務操作を実行し、各クライアントが解釈できる定義済みの結果を返します。

  3. データと応答

    データ層は関連付けとトランザクションの範囲を守って変更を保存します。APIは保存結果を返します。外部連携の失敗には、成功と誤認させる応答ではなく、定義した復旧手順が必要です。

APIの仕様とリリース手順を決める

リクエストとレスポンス、エラー、ページ分割、互換性の期待を文書化します。成功時だけでなく、拒否や外部連携の失敗も確認します。公開前には環境設定、秘密情報、DB移行、ログ、バックアップの担当、切り戻し手順を合意します。ホスティングへのアクセスと管理責任も作業量に関わるため、本番運用の準備はエンドポイント数だけでは決められません。

API開発の範囲を整理するチェックリスト

実際の操作例と現在の制約があると、小規模な連携なのか、業務全体を担うバックエンドなのかを整理できます。

  • APIを使うクライアントは何か。誰がどの記録を閲覧・変更できるか。
  • 既存データはどこにあるか。移行や整理は必要か。
  • 連携先のシステムは何か。仕様書、テストアカウント、アクセス権はあるか。
  • 重複、権限不足、一部更新、依存先の停止時にはどう扱うか。
  • ホスティング、公開承認、運用の担当は誰か。どの確認可能な結果を受け入れ基準にするか。